緑のタヌキの愛称で都民、いや国民に愛されているのが小池百合子さんですが、一昨日に東京都知事に再選されました。投票された票数はなんと366万票です。物凄いですね。歴代2位の得票数らしいです。ダントツの勝利というのはこの事を言いますね。
そんな小池百合子知事ですが、正直言って投票された方々、投票行動として大丈夫ですか？って心底思います。
なぜ、そう思うのかですね。ハッキリ言ってこの方の政治姿勢に非常に嫌悪感を感じるからです。看板政策もありませんし、何をやりたいのか、そして、一貫性も全くありません。政治の近現代史的にみてもこんなにあっちこっち右往左往している人なんていませんよ。あんまりにも下劣な政治家としか言えません。
政治家としてのスタートは、非自民の日本新党からでした。そして、自由党を割って出てからは親自民の保守党となって自民党入党、2016年の都知事選出馬時には非自民となり、都民ファースト&希望の党、そして、次は親自民の二階派に傾倒しております。まさに、政界の動きとしてはジグザグなんです。こんなにも酷い政治家なんていませんでしたよ。かの小沢一郎でさえ、一時は自自政権で自民党に期待感を持ちましたが、その後は一貫として非自民の立場です(まぁ、一度大連立を仕掛けましたが)。細野豪志や長島昭久は基本的に非自民陣営でしたが、親自民になっただけで袋叩きです。ですが、なんで小池百合子だけはあっちこっち行っても許されるんですか？本当におかしいですよね。騙されてるだけですね。
そもそも、小池百合子が注目されるようになったのは郵政選挙で小林興毅の刺客候補の第1番目になったことでした。小泉政権の生みの親である田中真紀子のある意味後釜だったんですね。世論を先導する田中真紀子がいなくなってから花になる人いないかな？という中で小池が適任になったんでしょう。でも、演説聞いてもなんだかよく分からないし、面白くないし、フワッとした好印象だけがウリでしたよね。なんで、民衆が魅了されるのか理解しがたいです。
つまり、都民ファーストの会とか言ってますが、結局は自分ファーストの会であって自身の身内にだって手厳しく対応するんです。だから、貴重な援軍であった若狭勝や元秘書候補もあっけなく落選させるんです。本当に何を考えてるか分からない政治家です。自分さえ良ければそれで良いんでしょ？こんな人に都民の生活や生命を守れますか？無理ですよね。今年の春には、新学期を4月から9月にする件に関しては非常に大きな賛同をしておりました。それだって、間違った方向性でしたし、何もかもダメなんです。クールビズだってビジネス界内の差別を助長させました。本当に中途半端でしたね。本当にアホの極みみたいな政治家なんです。
やっぱり、愚民化が進んじゃって政治家の良し悪しの区別もつかない国民性、都民性になってしまったんじゃないでしょうかね。山本太郎のような1000年に1度の政治家を評価出来なくなってきてるなんてまさに亡国へ向かってる証左です。小池百合子を東京のリーダーにしてしまった失敗は後々、東京や日本に大きな障害を生むことになるでしょう。
まぁ、自民党の幹事長が二階俊博から他の人になれば小池の親自民もプッツンされるんでしょうね。その時は、非自民の誰に接近するんでしょうかね。まさに、東京アラートです。いや、日本アラート状態です。それと、小池百合子って見てて政局的に全然面白くないんですよね。それも大きな欠点です。
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