もうねぇ、おかしいでしょ。なんで、自民党の支持率が4割以上あるんですか？忖度して報道局がリリースしてるとしか思えません。直近の2019年の参議院選挙で自民党は比例票で約1700万票でした。有権者は約1億人なんですよね。それなら、4400万票行かないとどう考えたっておかしいんですよ。上の表は2019年8月公表のものです。
それなら、衆院選が行われる直前の2017年10月の世論調査も出してみます。
あの民進党が分裂して希望の党と立憲民主党で別れて実施された衆院選です。自民党の支持率を見てください。約4割の支持率です。この時の比例投票数は約1800万票です。あれ？これもおかしいと思いませんか？有権者の4割が支持してるのに1800万票ですよ。4000万票くらい得票しないと変だなぁと思いますよね。
それなら、2009年に政権交代された衆院選の直前の世論調査も確認してみましょう。
あれぇ。自民党は約3割の支持率ですね。この時の比例票も自民党は約1800万票でした。あの政権交代の時の選挙直前でも世論調査って忖度されてたんだなぁって感じませんか？ちなみに、この選挙後の世論調査はこうです。
政権交代が果たされてやっと自民党の実際の支持率になったと感じませんか？
つまり、圧倒的に与党が強い場面での世論調査なんて忖度や偽装とまでは言いませんが、それなりに色をつけていると感じても仕方ないんじゃないでしょうかね。本当におかしいですよ。もうねぇ、安倍内閣支持率も5割以上と聞いても本当だなんて感じません。証拠にこんな記事を見つけました。
自民党がそれなりに強い高知県の2019年1月の記事です。全国世論調査はこちらです。
なんで、こんな開きが出てくるんでしょうかね。41-26で15％も差が出てるんですよね。野党の強い沖縄や岩手、大分の話ではありません。高知県のお話です。やっぱり色を付けてますよね。その点からすれば、地方紙(高知新聞)の方が報道機関としてきちんと機能してるんだと思います。
まとめ
いつまで、国民はこんな世論調査を見させられなければいけないんでしょうか。そんでもって、特に無党派層はその数値で投票先を決めてしまいます。ある意味、世論調査という洗脳装置なんですよね。自民党の支持率が50%であっても20%であっても比例票は約1800万票である時点で世論調査のやり方とかリリースの仕方って崩壊してると思います。小泉進次郎が大臣になったり今井絵理子が出世した効果で支持率上がりましたと言われてもため息しか出ませんね。
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