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【小沢・玉木】国民民主党と自由党が合流で重大なポイント3点

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「あっぱれ」という感情を久々に感じた出来事が昨夕のニュースで起こりました。それは、玉木雄一郎の国民民主党小沢一郎&山本太郎自由党が合流するという件です。もう、凄いなとしか言えません。小沢一郎とかもはやヨーロッパの著名な芸術家のような感じしかしませんね。日本で言えば、葛飾北斎とか伊藤若冲級ですね。まるで、ピアノの鍵盤を自在に弾いてるようなイメージでもあります。敢えて、立憲民主党ではなく国民民主党と合流するなんて素晴らしすぎます。当方、小沢一郎堀江貴文が好きですが両氏は本当に魅力的ですね。ホリエモンも近日面白い事をしてくれませんかね。

 

では、これからこの合流に関して重要な3つのポイントを挙げます。

旧民主党の金庫が国民民主党にある。

自民党は国民民主党を頼れなくなった。

立憲民主党は立ち往生か?

 

旧民主党の金庫が国民民主党にある。

政治の世界にとって、地盤と鞄、看板が必要です。現状の選挙制度である限りこの3つがやはり無いと安定した政治活動や上を目指した活動は無理です。政権を目指す政党である限り、地方選でも候補者を出さなきゃならないしその候補者の活動支援もしないといけません。自民党を見てくだい。どんな選挙でも候補者を出してきてますよね。一方、野党の場合は沢山の政党がありますし地力も与党に比べて乏しいです。その違いはどこからくるのか?詰まる所、お金ですよね。お金がなければ政治活動なんて出来ませんし、権力に上り詰めるのも難しいですね。分かりやすい例で言えば、田中角栄ですね。あの方は、福田赳夫以上にお金をばら撒いて総裁選で勝利を勝ち取りました。だから、小沢一郎にとって旧民主党の金庫が眠ってる国民民主党との連携は渡りに船だったんじゃ無いでしょうか。しかも、幹事長職を用意してるとのことなので選挙とお金の采配は小沢一郎が握ることになるでしょう。

 

自民党は国民民主党を頼れなくなった。

自民党安倍晋三首相は自身が首相の間に、憲法改正をしたくてたまりませんでしたよね。しかし、長期政権を目指すのがメインになったせいか改憲論議は鳴りを潜めました。アベノミクスだか何だか分りませんが、株価上昇の政策課題の重要項目になりましたよね。GPIFとの兼ね合いもあったんでしょうが、国民生活に関する施作と比べると大きなウェイトを占めておりました。そもそも、年金とかの制度って正確じゃ無いし、崩壊寸前に来てるわけだから年金制度の抜本的な見直しが必要なんじゃ無いでしょうか。おおっと、話がズレました。

 

昨年、自民党と国民民主党間で公式な会食がありましたよね。あれが、与党における改憲論争が行き詰まってる証左ですね。公明党改憲にあまり前向きじゃ無いし、この件でもしかしたら政権離脱なんて話も出ております。そんな事になった時の控えとして、自民党は国民民主党の数がどうしても欲しいわけですね。維新もいますが、どうしても数が足りません。また、玉木自身が出席予定だった自民党幹部との会食に急遽欠席した事がありました。この辺りの判断能力もお見事だったとしか言えません。もし、あの時玉木代表が出席していれば、維新みたいに一気にユ党化していたかもしれません。玉木さんは政局勘がありそうですね。という訳で、小沢一郎が加わる事でガチッと自民党からの誘惑を遮断させて楔を打ち込む事になりましたね。この点に関しても、お見事ですね。

 

立憲民主党は立ち往生か?

2017年の秋に行われた衆院選直前に勢いに乗った立憲民主党ですが、ここ最近はどうしてもパッとしない状況が続いてましたよね。やはり、政党としてどんな事をやりたいのか3つくらいに絞ってPRすべきなんですが、どうしても見えてきませんでした。しかも、野党共闘に関してはあまり前向きではありません。PR的な事と言えば、流行りのLGBTですか。京都の参院選候補予定者が象徴的ですよね。日本国憲法を見るとまぁ確かに国民の自由やら権利は謳ってますが、積極的な同性婚は記載されておりません。憲法には婚姻に関して24条にありますが、男女の婚姻を認めております。女同士や男同士の婚姻は規定外です。そんな憲法なんですが、立憲主義を標榜してるはずの立憲民主党同性婚を推し進めてるのはどうかしてるとしか言えない状況です。名前を改憲民主党に変えたほうが良いんじゃないでしょうかね。

 

そんな状況の立憲民主党ですが、自党優先みたいで他党優先の連携や合流には前向きではないようですね。でもって、野中広務の得意技のような一本釣りはしてるみたいですが、与党ならともかくそれでは政権奪取は難しいですよね。また、①でも記載しましたが、せっかく指示があっても資金力に乏しいのも辛いですね。

 

つまり、今回の国民民主党自由党との合流で立憲民主党は蚊帳の外になってるという事です。この合流に橋下徹も参加するなんて話も出てますが、本当にそんな事になったら党名と政策に乖離のある立憲民主党は集票能力が下がるんじゃないでしょうか。何度も言いますが、主たる政策も見えてきません。

 

まとめ

小沢一郎も色々な政党を作ったり、壊したり、離れたり、くっついたりしてきましたが、今回の合流に関しては非常にサプライズでしたし、非常に感度の高い意思決定になったでしょう。まさに、ヤバい合流です。地元の岩手では震災時にほとんど帰ってこなかったという事で、人気はだだ下がりのままのようですが、震災復興が何処よりも早く進んだのは小沢一郎のおかげでしょう。ガレキはさっさと片付いたみたいですし、復興住宅も他県より満足度が高かったようです。玉木雄一郎もこれで名前を挙げた感があります。当選すると誰よりも早く国会前に並んで初登院する姿で名を売った氏です。そのような行動も勘所の良さを感じます。あの行動が今に繋がってると思うと学ばなきゃと思います。大平正芳以来の香川県出身の総理誕生になる日もそう遠くはないかもしれません。

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