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【納得】なぜH&Mなどファストファッションは減速したのか?

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洋服でも買おうと思ったらどんな所で購入しますか?まずは、百貨店が思い浮かびますね。もしくは、通りに入店されてるお店ですか?今では、ネットで買うことも出来ますし、ショッピングモールでも買えますね。選択肢が沢山あって迷ってしまうくらいです。

 

で、今回取り上げるのがファストファッションに関してです。今月の16日にH&M銀座店が撤退したということでホットな話題になっておりました。銀座にファストファッションブランドがお店を構えるということはそのブランドにとっては日本において非常に良いPRになります。そんなシンボル的な店舗を閉店するとなればそりゃ驚きですよね。

 

過去を遡るとオールドネイビーの国内全店撤退からフォーエバー21原宿店撤退、そして今回の撤退ということもあって、ファストファッションが減速している現実があります。では、なぜこんな事になったのでしょうか。ここにはたった1つの大きな理由があるんだと思います。それはこちらではないでしょうか?

 

機能性の欠如

オールドネイビーやフォーエバー21、H&Mの減速はまさにこのブランドが持つ衣類に機能性がほとんど無かったからとしか言えないでしょう。ユニクロと比べてみてください。冬になれば、ウルトラライトダウンジャケットがあります。夏になれば、エアリズムがあります。どちらもそれぞれ機能性が高いものです。ライトダウンなら軽いし、携帯性十分だし、ヘビーに使えます。にも関わらず、防寒性が非常に高い逸品です。エアリズムなら、サラッとしてるし、軽いし、伸縮性もあります。そして、涼しく着用出来ます。

 

一方のオールドネイビーやフォーエバー21、H&Mの商品にユニクロのような機能性のある洋服って思い浮かびますか?否ですよね。ワールドトレンドな洋服がズラッと店舗に並んでいるだけなんですね。日本においては、ユニクロというデザインよりも機能性を持った商品を投入してくるブランドがあるおかげでどうしても外国から参入してきたファストファッションは苦戦を強いられてしまいました。

 

この流れってファストファッションだけに限らないと思いますね。ファッション性だけで生き残ろうとしているアパレルブランドは総じてユニクロの機能性商品と比べられてしまうでしょう。ユニクロ並に機能性をプラスした衣類を出してこないとお客さんはついてこなくなるでしょうね。

 

まとめ

ここ数年の日本は寒暖差が激しくなってしまい、ファッション性よりもまずはその洋服にどんな機能性があるかが重要になってきております。だからこそ、冬にはシームレスダウンがバカ売れして欠品が相次ぎ、夏にはエアリズムがヒットしてしまいます。例えば、こんな酷暑な時期に綿100%とエアリズム(ポリエステル100%)のTシャツならどっちを着用したいか?という事なんです。肌の弱い人は仕方なく綿100%のTシャツかもしれませんが、それでも最近のエアリズムは肌に優しい風合いになってます。答えは、後者のエアリズムですよね。これだけクソ暑くなるとオシャレとか、誰かと被るとか言ってられなくなります。暑苦しいよりも少しでも涼しく過ごしたくなります。

 

この傾向は気候変動がある以上続くものと思われますね。逆に、冷房の効き過ぎで夏には冷え防止の洋服が売れる事も想定されます。こんな事も考えながら商品投入しないとダメですね。

 

それと、H&M銀座店の撤退理由の1つに立地条件も上がってました。それなら、より銀座四丁目に近い所での再参入も十分考えられると思いますがね。

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