本日4月9日の未明に中国地方、島根県で大きな地震がありました。その詳細に関してましては以下でございます。
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9日午前1時32分ごろ、島根県西部で震度5強の地震があった。気象庁によると、震源地は同県西部で、震源の深さは12キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・1と推定される。今後1週間程度は、同規模かさらに大きな地震が発生する可能性もあり、注意が必要だ。島根県大田市によると、地震により市内で4人がけがをした。
この地震で、同県大田市の地震計で震度5強を観測し、気象庁の推定では同市内では震度6弱程度の揺れが起きたところもあった。また、同県の複数の自治体で震度5弱を観測したほか、鳥取、岡山、広島、愛媛の各県でも震度4を観測した。近畿から中国、四国の広い範囲で震度3の揺れがあった。
***産経のwebサイトより***************
本当に地震は嫌ですよね。では、一番揺れの強かった大田市はどこにあるのか上げていきます。
まずは大きな地図からです。ほぼ日本地図ですね。日本海側に面しております。
もっと拡大してみます。
もっと更に拡大します。
どうでしょうか?島根県の中央部に存しておりますね。県庁所在地の松江からは隣の隣ですね。大田市と見ると「おおたし」と読みたくなりますが、読みは「おおだし」のようです。市のサイトに書かれておりました。さて、どんな町なのかググりましたらなんとあの石見銀山のある町でした。世界遺産に指定されて以降更に有名になりましたよね。となれば、毛利家とも縁の深い土地なんでしょうね。
では、過去に島根県ではどんな大きな地震があったのか調べてみました。
<浜田地震>
一番近い過去では1872年明治5年の浜田地震という記録がありました。約150年も前のことです。現在では島根県浜田市の場所になりますね。地震の規模はM7.1、推定の最大震度は7です。地震発生当時は家屋全壊は4000~5000棟、家屋消失も200~300ほどだったようです。それなりに大きな地震だったと思います。また、津波は小さなものが発生していたようです。
という感じで、島根県だけの地震は近い過去ではあまり発生しておりませんでした。なので、浜田地震よりも前だと以下のような地震もあったようです。
<石見での地震>
1859年は江戸時代ですね。安政の時代です。この年の年初にまずは1度発生しています。M6ほどのようですね。その後秋頃にまた同じような場所でM6ほどの地震が発生しておりました。つまり、1858年のうちに大きな地震が2度も起こっていたようです。昔の石見という事は現在の大田市です。今回の地震は160年前に発生していた地震の再来なんでしょうか。
まとめ
という訳で、島根県だけを見てみると大きな地震は近い過去ではあまり無かったです。150年程前には比較的大きな地震が続いていたようなので今度10年間程は島根県は少々注意が必要になるかもしれません。被災地の皆様方のご無事と健康を願っております。
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