netPaper

時事関係から芸能関係まで色々と気づいたことを投稿しておくブログです。老壮青でいえば、ギリ青です。

【公開】2017年衆院選、希望の党の公約マニフェストの中身は?

 

本日10月6日(金)午前9:00に希望の党が2017年衆院選の公約を発表いたしました。午前中に公表するとはちょっと驚きですね。プレゼンでは小池百合子を中心に3名で実施されました。若狭勝細野豪志は同席しておりませんでした。まさに小池百合子が先陣を切って運営されている姿が印象的です。両脇には後藤祐一福田峰之両氏ですね。

f:id:netPaper:20171006103908p:plain

発表冒頭には日系イギリス人がノーベル賞を受賞された事にお祝いの言葉を発しておられました。そして、北朝鮮がらみからの安全保障と国内における社会保障の充実を掲げられておりました。その上で、希望の党が改革と寛容な保守を元に運営をして行くそうです。

f:id:netPaper:20171006104401p:plain

そして、希望の党の理念は上の画像の通りです。特に印象的なのが議員のためでもなく党のためでもなく国民のため、国民ファーストの実現を図って行くんだと力強く主張してました。

f:id:netPaper:20171006104632p:plain

中でも大きな3本柱を公開しました。

①「消費増増税凍結」に関してですが、2019年秋に8%から10%の予定で政府は進めておりますが、希望の党はこの方針を撤回するようです。個人消費がまだまだ伸びない中で税率を上げるのは良く無いとおっしゃってました。

②「原発ゼロへ」に関しては、2030年までにこれを実現したいとの事です。しっかりとした工程表を作りながら実現に向けて活動していきたいとの事です。

③「憲法改正」に関しては、9条だけでなく憲法は日本の背骨である。議論そのものが進んでいなかった。地方自治の分権を進めたい。堂々と行なっていきたい。

 

f:id:netPaper:20171006105434p:plain

こちらは、「12のゼロ」です。

特に気になるのは、5番目の「受動喫煙ゼロ」と6番目の「満員電車ゼロ」、10番目の「花粉症ゼロ」、11番目の「移動困難者ゼロ」ですね。それはなぜか?実生活に直結する方針だからです。こういうのはさすが小池百合子の目の付け所ですね。「花粉症ゼロ」とは本当に取り組むべき事ですよね。スギやら何やらの花粉で苦しんでる方はいっぱいいますよね。花粉症をこの党に入れる事で解消出来るのであれば集票力は絶大であると思います。森林の状況から医療の進展を進めるとの事です。

 

小池百合子の発表の後に後藤祐一が補足説明をしたのですが、印象的だったのが2点あります。1点目は消費税増税を凍結する代わりに資本金1億円以上の企業にある内部留保に税金をかけるというものです。その総額は300兆円とも言われてるようですね。これに税金をかける事でもっと会社にお金を使って貰ったり、雇用の促進を促す狙いがあるとの事です。また、増税凍結により個人の可処分所得を増やしていきたいようです。2点目がベーシックインカムの導入です。政党の公約としてこれを掲げてきたのはおそらく希望の党が初ではないでしょうか。田中康夫が国会で言ってはいましたが、画期的な事だと思います。実現すれば、日本はどうなるのでしょうか。

 

今日、発表されましたが今後さらに踏み込んだ詳細がリリースされるかもしれません。今後の情報にも注視ですね。

以上

<こちらもチェック!!>

【耳たぶ】枝野幸男の立憲民主党が躍進するかもしれない3つの点 - netPaper

【ふむ】小池百合子の衆院選不出馬で政権交代がほぼ確定か? - netPaper

【青木率】安倍内閣が加計問題を吹き飛ばすなら衆院解散しかない? - netPaper

【驚】希望の党と立憲民主党の新二大政党制で自民党は蚊帳の外? - netPaper