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時事関係から芸能関係まで色々と気づいたことを投稿しておくブログです。老壮青でいえば、ギリ青です。

【クーポン付】ローソンが新聞折込広告(チラシ)を始めた理由は?

あの大手コンビニチェーンであるローソンが新聞折込広告を配り始めた事を知り驚愕しております。しかも、ただの広告ではなくマクドナルドの広告のようにクーポン付きのチラシです。でもって、まるでスーパーの広告かのようなレイアウトで本当にびっくりしました。コンビニまでもが新聞折込広告を入れるなんておそらく無かった事じゃないかと思いますね。まぁ、確かに新店オープン時やバイト募集の時に入る事はありましたが商品1点1点を掲載して告知するのは無かった事じゃないかなぁと思いますね。

 

では、何でこんな事をし始めたか。考えてみました。

①テレビCMだけではダメなため

②来ない人に来てもらうため

③普段使いしてもらうため

 

①ですが、時代はテレビ視聴者数&視聴率右肩下がりです。時間が経てば経つほどテレビを見なくなる人がどんどん増えていきます。そんな時代なんです。スマホや仕事、勉強、他の余暇で人間は時間を過ごすようになってきております。テレビと言えば、民放は企業の広告出稿である程度は成り立っています。その企業の一つにローソンも入ってます。テレビを見る人が沢山いる事でローソンも広告を出すのですが、視聴者数が減っていけば出す効果も減っていきます。この事にローソンも気付き始めているんでしょうね。いくら「唐揚げだ!!」、「おにぎりセール!!」と言っても顧客に響かないんであれば意味がありません。

 

②ですが、コンビニのヘビーユーザーとライトユーザーって割とコンビニの事を分かってますよね。しかし、逆にコンビニには年に数えるくらいしか行かない人がいる事も事実です。つまり、コンビニとは縁のない人たちです。普段はスーパーで買い物をして中食(なかしょく)をするとしてもパン屋や総菜屋、スーパーなどで購入する層です。「え?だって、コンビニは高いし美味しくなさそう!」と感じているんでしょうね。このような方は銀行ATMがコンビニにある事さえも知らないでしょうね。そんな人にとにかくコンビニに足を運んでもらう必要性があるんですね。

 

③ですが、②の層の方やライトユーザーに普段使いをして貰う必要性がありますね。だから、チラシに卵や食パン、第三のビール、納豆など割とスーパーで定期購入される物を掲載しているのでしょう。でなければ、コンビニ特有のおにぎりや弁当、カウンター販売物、スイーツで彩られているでしょうね。つまりは、スーパーでしか買い物をしない層をコンビニにシフトさせたくて仕方がないのでしょう。定期購入される物は大して価格差が無ければすんなりと購買行動をシフトさせる事が出来ます。

 

最後にプラスαとしてチラシに関して思う事があります。それは、チラシに「人」を登場させた方がより効果が出るんでは?という事です。大手企業の折込広告には基本的に人(モデル)が登場しております。例えば、ローソンで買ったもので食卓が出来るというイメージであればその食事を囲む家族みたいなモデル(人)を登場させた方が雰囲気が出てより来店頻度が上がるんでは?と思いますね。ファミリー層向けでないなら仕事帰りにコンビニに寄ってビールやワイン、おつまみを買うモデルを登場させてもいいでしょう。

 

それにしても、コンビニも新聞折込広告の時代になったんですね。人口減少は本当に喫緊の課題です。