戦後、日本人を愚民化するための政策として3S政策という
ものが施行されたというのは有名な話です。つまりは、
日本人の識字率は高いし、勤勉だし、何事にも真面目に
取り組む姿勢が連合国にとっては脅威に感じられたため
白痴化させる必要性があったのでしょう。そのための
政策を3S政策と呼びます。3つのSはこちらです。
「Screen、Sex、Sports」です。日本語にすれば、
「映画やテレビ、性産業、運動競技」ですね。これに
対して私は疑いを持っています。それは2つ目のSexです。
実は、Sexではなく「School」、つまりは「学校」なん
じゃないかという事です。それは何故か？これから記載
していきたいと思います。
まず、「Screen」ですが、映画やテレビ、今ではスマホの
画面に至るまでスクリーンの漬けの世の中です。これは
まさに愚民化を作るための格好の媒体です。二次元から
発せられる情報によって人間は操作されるのです。だから、
人間は同じような行動をするし、同じような習慣をします。
これにより、特に地方での地域やムラ社会は確実に崩壊しま
した。地方の方言や文化、街並みをも壊しました。
そして、「Sex」と言われますが、ちと変わってきていると
思います。これが本当なら公営の性産業がもっと盛んになって
おります。まぁ、アイドル産業をこれに当てはめようとする
考えもあるようですがそれはScreenの部類に入るのかなと
思います。
そこで、上げておきたいのが「School」です。これは割と
間違ってないと思います。少子高齢化という名の人口減少
社会は無子高齢社会へ突入しようとしております。つまりは、
人口減少の最もたる原因に学校の存在が欠かせません。
学歴社会という名の虚像を作り出し、そのために親は給料を
得て大事な子供は保育園に預け、本来の子育てをないがしろに
するような社会を作り上げてしまったのです。そうしないと
学歴社会というレールに子供を乗せて上げられないからです。
学校に通えばそりゃ、ある程度の読み書き算数を教えてくれます。
しかし、画一的な思考と行動をせなあかんという負の面の方が
非常に大きくなります。これが、高偏差値＆高学歴思考に結
びつき人口減少社会につながっていくのです。その挙句、
「加計ありき」どころか「大学ありき」の下らない議論をする
国会を作ってしまったんです。いいですか？学校がありすぎる
せいで晩婚化と出産減になったんですよ。教育費という
虚のコストのおかげで子供を産む事に対し二の足を踏む国民性が
出来上がったんです。読み書きそろばんをきっちりと学ばせて
あとはどんどん活字を読む人間を育て上げればそれでいいの
です。それと、「School」は「暇な」という意味から来て
おります。そろそろ教室の椅子に座らせて人間を黙らせて
おく体制を見直したらどうですか？昔は15歳で元服つまりは
成人として捉えられていたんです。学校を段階的に減らし、
自ら学びアウトプットする人間が増えれば間違いなく日本も
愚民化から解放されるでしょう。
最後に「Sports」ですね。これはもう仕方ありませんね。
身体を動かしてまぁ頑張ってくれっていう事ですね。
スポーツの祭典等で言えば、オリンピックやサッカーW杯、
プロ野球、相撲、甲子園、競馬ですね。これは出場してる方も
見てる方も興奮して見てしまいます。そうすれば、国民は
政治経済など真面目な分野に目や耳を向けなくなります。
これで、為政者や財界人はハッピーです。庶民がスポーツに
熱狂している間に色々と決めちゃえますからね。だから、
スポーツに熱中させるのは本当に都合が良いワケです。
だから、中学高校では部活をさせるっていうのも関係して
ますね。ここで、醸成させて大人になってもスポーツ狂に
させるのです。まぁ、でも反動があるのも事実です。メタボに
なったり、下らん病気になったりします。
政治家でこういった事を見直す人が出てこないのを見ると
まぁ解決されませんね。人口が減ってるワケだし、愚民化
させる事も出来なくなりましたって国になるのも遠くない
かもしれません。その時初めてまた右肩上がりの状況に
なるのかもしれません。え？なぜか？テレビも無くなっ
てるだろうし、学校も無くなってるだろうし、スポーツの
大会も無くなってるだろうから再出発出来るんです。
そこまで待つしかないようですね。
以上
